イメージトレーニングPart2 負のスパイラルの回避、そして脱出


前に書いた勝利へのイメージトレーニングは最も大切です。

今回は、追加として、もしもの時のイメージトレーニングです。




前週は無事に勝つことができました。 


確かに勝った時のチームの状態はよかった。このまま次もいけば必ずいい結果がでるでしょう。


引き続き自分を信じてイメージトレーニングで集中です。




ここで、準備しておくべきイメージトレーニングを追加します。





スムーズに試合が展開しない、思ったように試合が運ばない時の準備です。


勝つつもりでいるときほど、思うようにゲームが進まないと焦ります。


焦りだすとズルズルと悪い展開に。まさに今までとは違ったチームに陥ってしまう。


まさに負のスパイラルです。



負のスパイラルに陥りそうなときの心の持ち方の練習、陥った時に耐え続け焦らずその状況から脱するためのイメージトレーニングです。


決して強く繰り返しイメージする必要はありませんが、少しだけ準備としてイメージしておくのです。




(たとえば、なかなか点が入らないケース)

前半0-0

後半しだいに球が落ち着かなくなってる。

淡白なキックが多い。

しかし、俺たちの本来のゲームでなくなっている。

そこで、意識してボールへのヨセを早く、

意識してオープンスペースへ走る。

パスは早めに出される

パスを出したらまたすぐ走る。

パスが回りだした。

オープンスペースを生かせ出した。

声が行き交う。アイコンタクトもできだした。いや仲間の動きが分かりだした。

ゴールの匂い

得点!!自分たちを取り戻せた!!






(たとえば1点取られた状況)

前半0-1終了

後半の半ば、時間が少なくなってきた

普通ならあと15分しかない。早くなんとかしなきゃ、負けるんじゃないかって焦ってしまう。

しかし、俺たちもチームは心をコントロールできてる

最後まで焦らず、俺たちのサッカーで集中力を絶やさない。

きっとチャンスはくる。

パスを出したらオープンスペースへすぐ走る。

パスが通る

つながらなくても走る、仲間へ声をかける「ナイスラン」

「ナイス、チャレンジ」

もう一度期待に応えようと走る。

あきらめる心はない。自分たちのサッカーを持続する。

寄せを早く。パスして走る。

相手に「あきらめてないぞ」ってプレッシャーが伝わり始める。

相手があせる!

劇的なチャンスの扉がふと開く。


目の前に見えたゴールのボールが吸い込まれる。

追いついた。

気持ちは高揚。疲れは吹っ飛ぶ。相手は落胆してる。

逆転へ向けて!!!





あくまでも準備です。


メインは先の「勝利へのイメージトレーニング」ですが、様々な引き出しも大切です。
by moriken1103 | 2013-01-17 19:11 | サッカー話題
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