塩引き鮭



「親愛なるOOへ」 と、


毎年、この時期になると東京時代お世話になった先輩から「塩引き鮭」が届きます。
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情熱的で、真面目でそれはそれは怖い上司でした。


逃げ出した仲間もたくさん・・・


この人とは一生打ち解けられないんじゃないかって思い悩むこともありました。


いつも、どうすれば期待に応えられるのかって・・・・





8年間の東京生活に終止符を打ち、九州に戻ると決まった2000年の12月、


先輩は私を新潟の村上のご実家へご招待してくださいました。





東京から新幹線と電車を乗り継ぎ、新潟経由で12月の寒い寒い村上へ、




村上の民家の軒先につるされた寒風に引締められる塩引き鮭の光景は荘厳でした。




食事に出されたその切り身は引き締まり、噛むほどに濃厚な深い鮭の香りが広がってきます。


三面川(みおもて川)を遡上する鮭とともに暮らし、栄えた村上の風土と歴史が口いっぱいに広がるかのように、胸に響きました。




いい旅でした。





お別れとなったその日以来、毎年この時期になると必ず先輩から「村上の塩引き鮭」が届きます。
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「親愛なるOOへ」 と。


深い味わいに、先輩の厳しさの奥底にあった思いやりを感じます。




しかし、あの先輩が一番厳しかったのは自分自身に対してでした。



毎年、「まだまだ、足元にも及ばない」と、振り返えさせられる瞬間でもあります。




追伸) いつかまたネバネバの卵入りのハタハタもまた食べたいな・・・・

  大分には卵入りは絶対ないから!!
by moriken1103 | 2012-12-27 23:28 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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