郷愁編 「病院通い」


まえちゃんと出会ったのは19歳の春ぐらいだったっけ?


まだ車もってなくて、六坊の彼の家へ自転車であそびに行きました。

お昼頃、「おはよう!」って。

「なにして遊ぼうか?」なんて。


それから一緒に社会人バスケットチームを作りました。

その名も「MINDGOODS」。

私が名付け親です。

今から、四半世紀以上も前・笑。


週に2~3回はず~と会ってましたね。


一度「Bar BROWN」で私の誕生日に些細なことからケーキ投げへ転じ、店中壁のボトルもケーキだらけになったことも・・・笑。
(彼の店だから許されたんでしょう。だってまえちゃんもケーキ投げてから・・・)



そんな毎晩、毎晩遊んでた旧友が

「モンタ、脱臼したみたいや」と。


鎖骨の骨折だったのですが、

昨日は一緒に整形外科に行きました。

まあ、怪我だから仕方がないのですが、

さんざん遊んでた昔からの友達と連れ立って病院に行くって、なんか年老いていく男友達の末路のような錯覚に・・・・


「まえちゃん、大丈夫か?」

「ああ、モンタありがとう。」

並び触れ合う二人の肩と肩の間に暖ったかいものを感じるんだけど、

待合室から見える夕暮れの薄暗さに、なんか「俺たち、ずいぶん走ってきたよな」みたいな、郷愁を感じました。


お互い言葉にださなかったけど、
by moriken1103 | 2011-11-02 08:16 | 独り言
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