「駅長驚くなかれ一栄一落これ春秋」   吉野梅園にて

40数年ぶりに吉野梅園へ立ち寄りました。
幼稚園の頃、隣に住んでた同級生、佐藤君の実家に遊びに行って以来!

さすがに景色の記憶は飛んでましたネ、
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脇には懐かしい風景
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残念ですが、まだ見ごろとはいえず、まだまだでしたが、ちらほらと梅の花が咲いてました。
来週末辺りから良さそうですよ、
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「梅」といえば、大宰府天満宮の学問の神様 「菅原道真」ですね、


ではちょっと学習コーナー


菅原道真は平安時代の貴族で、学者・文人・政治家として凄く才能の豊かな人で、醍醐天皇の元、右大臣という要職まで出世しました。

しかし、政治的に対立しライバルであった左大臣・藤原時平との政権と学派の争いから中傷され、福岡の大宰府に左遷されてしまいました。

そして、道真は「早く帰りたいよ~」って思いつめたまま、大宰府で亡くなってしまいました。かわいそうに!

道真の死後、天地異変が多発したことから、「道真の怨念・祟りじゃ~」と騒がれ、これを鎮めるべく天満神社の神として信仰されるようになったわけです。

現在は学問の神として親しまれてますね。

道真が死んで葬られたところが皆が受験前にお参りに行く大宰府天満宮です。



「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

菅原道真が大宰府に左遷されるとき、道真の愛した庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌です。

後に庭の梅木が道真を追って大宰府に飛んできた、という「飛梅伝説」があります。




「駅長莫驚時変改 一栄一落是春秋(駅長驚くなかれ 時の変わり改まるを 一栄一落、これ春秋)」 

時が変わり改まるのを驚く事はない。栄えるも朽ちるも春がきて秋へと移り変わるのと同じようなものなのだから、という意味です。

左遷されていく途中で立ち寄った宿駅の駅長の同情に対して答えたものだそうです。





小学校4年の頃、祖父が我が家に来た時に、この漢詩を教えてくれました。

当時、私は「一葉一落 これ春秋」と、思ってました。

みずみずしい水滴(しずく)が葉っぱから落ちる様子を頭に浮かべ、四季の匂いと移り変わりを想像してました。

開口健の「一滴の水滴にも 光と影が映っている」という言葉と重ね合わせて・・、



ところが、

私が成長してから、本当は「一栄一落」だったと知り、なんだか寂しい感情に襲われましたね。



祖父は本当は何を伝えたかったのでしょう・・・、
by moriken1103 | 2011-02-22 15:56 | Trackback | Comments(0)
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