学習コーナー:オリンポスの神々



DVD作成もひと段落つき、久々予定のない休み。

子供たちとパークプレイスで映画観ました。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」 
ギリシャ神話の神々とその子供たちの冒険みたいな話です。006.gif
この映画から思いをめぐらせると、



中学校の頃、なぜかギリシャ神話に興味をもち、ホメロスの叙情詩「イリアス」や「オデュセア」を読みました。

ギリシャ神話とはポセイドンやゼウス、アポロンなど数多くの神々が人間くさい物語を繰り広げるお話です。
そのハイライトがトロヤ戦争で、「イリアス」という本に描かれているのです。

しかし、2冊とも一度も最後まで読み切ってません。
5回以上、チャレンジしましたが・・・、ダメでした。
(のちに開口健もおんなじこと言ってましたが)

さすがにあきらめた私が手にした本が、考古学者シュリーマン「古代への情熱」でした。049.gif

感動しました!
シュリーマンは子供のころからギリシャ神話が好きで、「イリアス」を読みふけってましたが、
シュリーマンはおとぎ話とされていたこの物語が実在のものと確信し、トロヤの都市遺跡発掘にのりだすのです。

もも太郎読んで、鬼が島の宝物をほんとうにあると探しに行くようなものです。

地中海の広大なエリアの中で彼は本からのイマジネーションをつてに、ついにトロヤの都市遺跡を発見したのでした。すごい!!!049.gif

好きなことを信じて突き詰めた結果ですね。  

なんだか、出来るような気がします~~、って気持ちになります。




では、ついでに学習コーナー「ギリシャ神話トロヤ戦争凝縮版」です。063.gif
(映画の内容とは関係ないですからご安心を)

 「もっとも美しい女神へ」と書かれたリンゴが神々の席に投げこまれたのがことの発端。
このリンゴをめぐって、ヘラ、アテナ、アフロディテの3人の女神が争いはじめる。
裁定をまかされたトロヤの王子パリスは愛の女神アフロディテにリンゴを与え、ほうびとして与えられた世界一の美女、スパルタ王の妻ヘレネをトロヤに連れ去った。

 当然、妻を奪われたスパルタ王は激怒した。
ギリシア連合軍が結成され、1000隻の大艦隊がトロヤに押しよせた。しかし神々もまきこんだ戦争は長びき、10年間もダラダラと続いた。

 戦争10年目、ギリシアの英雄アキレウスは、妻を寝取った総大将に腹を立てて戦線を離脱した。
たちまちギリシア軍は押しまくられ、敗北寸前に。
しかし、親友が戦死するとアキレウスは戦場にもどり、トロヤの大将ヘクトルを討ちとった。

 このアキレウス、幼い頃、母親によって冥府のスティクス川に入れられ、不死身になっていたのだが、母親がつかんでいたかかとだけが生身のままだった。
そこへ、パリスの放った矢が突き刺さり、さしものアキレウスも絶命する(アキレス腱の語源ですよ!)。

 ふたたび、戦いは膠着した。ギリシア軍はついにひきあげ、後には巨大な木馬が残された。
トロヤは勝利を確信し、木馬を女神アテナに奉納しようと城内に入れた。
しかし、これはギリシアの知将オデュッセウスのしくんだ罠で、木馬の中には50人のギリシア兵がひそんでいたのだ。

 トロヤの神官ラオコーンはこの計略を見破り、木馬を破壊するよう主張した。
しかし、ギリシアに味方するポセイドンの送った海蛇によってラオコーンは殺され、トロヤの人々は結局、木馬をトロヤ城内に入れてしまう。
その夜、木馬のギリシア兵は町に火を放ち、城門を開け放った。ギリシア軍がなだれ込み、トロヤはついに滅亡した…。



「アキレスけん」って意味もわかったね!
by moriken1103 | 2010-03-23 10:17 | 学習コーナー
<< 春休みの予定 DVDリリース >>