成長痛

小学校からずっと一緒、幼なじみのA君。
なでしこジャパンの専属ドクターなんかもやってます。
昼飯食べながら、うちのMケンの踵の成長痛のについて聞いてみました。


基本的には仕方が無いので、運動後のアイシング、普段の湿布、そして運動後のストレッチングで対応しかないとのこと。
意外と子供だから、アイシングやストレッチなど手を抜いてしまいがちだから、きっちりさせといたがいいと。

「ストレッチは練習前と後のどちらが?」
前のストレッチは慣らし程度で、伸ばしすぎるのはよくないんだそうです。
マッサージの後、身体がダランとすることを考えたら当たり前でしょ、と。(納得)
練習後の体操見てても、どうも決められたメニューをこなせば終わりってパターンが多いので、少し言い聞かさなければいけないかも!!しっかりストレッチ!!
自宅に帰ってからでもいいので、ストレッチしっかりさせようと一瞬考えましたが、風呂だ!メシだ!宿題だ!と、そんな余裕ないので、やっぱ練習後に個々人が自覚を持ってストレッチすることが大切なんですね。

成長痛はある程度しかたが無いことなんだそうですが、個人によって出方が違うのは当たり前だそうです。
子供の成長曲線を記録していき、成長が急速に早まった時期に出現するので、現在日本サッカー協会でのユースへのプログラムで個々の成長曲線を計測していき、その状態に応じた練習プログラムを組むなんて始めているそうです。
つまり、皆が一律に同じ練習では成果が出ないという結論みたいです。

現にダルビッシュは中学時代に急激に28cmほど身長が伸び、高校になっても成長痛に悩んでいたそうです。
彼は、急速な成長がゆえに他のチームメイトとは別メニューで練習をしていたそうです。
A君いわく、「そうしてなかったら、いまのダルビッシュは無かった」と断言してました。

そこで、A君に質問。「うちの子はプロになるわけじゃないし、大切なのは今なんだよ。小・中・高と思いっきり青春が出来たらいいんだよ」という場合は?
「それは、難しいね。状況に応じて対応するしかないね。」
「そこが、一番大切なとこやろうが!」
しかし、実際に成長曲線見てその子のプログラムなんて無理だし、結局予防を兼ねた練習後のストレッチ、症状出始めれば練習後のアイシングの徹底との結論かな。

もう一つ面白かったのが、女子選手は中学から高校になるころ、身体を作るために筋トレ始めると、見事に貧血になるそうです。
それまで、すごく上手で有望視されていた女子サッカー選手も、この頃走れなくなって、脱落していく子が多いそうです。
今まではあまり気を使われてなくて、見過ごされていたらしいのですが、そういう子の貧血を治療すると、もともと上手かっただけに見違えるようになるそうです。
選手を手放して後悔している有名チームが出始めているとの事。

貧血治療はホウレン草じゃ全然ダメなそうで、薬(鉄剤)が必要となることが多いと。
食事では、赤みの肉が断然いいそうです。 霜降りじゃないよ!って
こちらの女子ユースへの対応マニュアルも出来上がったそうで、そうするとこれから女子はいい選手がもっと輩出されてくるでしょう。

久しぶりいろんな話・・・。

しかし、こいつと夜一緒に酒飲むと、私が小学校の頃にハンドでPK与え、優勝したはずのリーグ戦で・・・・・、と35年前の話になってしまいます。

もう、やめて~(“笑“)!



鉄といえば、斜め隣の妹の家に蘇鉄(ソテツ)があった。
よ~く、見てみると、ソテツの花って、不思議。
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by moriken1103 | 2009-06-06 22:23 | サッカー話題
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