負けた悔しさ



試合に負けた悔しさ、それも大きな試合で、勝つつもりの試合で負けた悔しさは言葉にならない。

34年前、小学校6年生最後の試合、大分県代表・九州大会出場がかかった最後の試合・決勝で津留小学校に負けました。
今でもあのときの言いようのない苦しさ、虚無感、脱力感は忘れられない。
ずいぶん長く引きずりました。
その時の心情は一生忘れられません。

中学に入っても、引きづってました。
小学校からのサッカー仲間は、皆同じ心境だった。
だから、その仲間たちは中学での練習でも、必死でした。二度とあんな気持ちにはなりたくないと。
かっこよく表現するとリベンジですが、もっと差し迫った心情でした。

当時私たちの最大の目標であるワサダ中学は九州フェスティバルという九州の強豪チームの招待試合で優勝していました。
我々は、ワサダに勝つことが唯一九州大会に出場できる道だと、なんども練習試合を組んで作戦を練っていました。当然練習試合は全敗。
しかし、次第に勝つ道が見えてきたのです。
ワサダには堂Oという最強フォワードと金Oという最強ミッドフィルダーがいて身体も大きく完全に試合をコントロールされていました。
監督の私への指示はセンターバックであった私が徹底的に堂本をマークし、絶対にボールを触らせない。
堂本へ来るパスはすべて直前に一歩前に出てカットする。
ヘディングは身体も強く背の高い堂本に対し、一瞬先にジャンプし、身体をぶつけヘディングさせない。
そして、徹底したオフサイドトラップのコントロールでした。
最後の試合の直前の練習試合は0-1で負けたものの、ほぼ堂本は封じ込めたと確信に近いものを感じえるものでした。
とられた1点は一度だけ周りを意識して堂本をフリーにしてしまい、放たれたロングシュートでした。

本番の試合では準決勝でワサダと当たりました。
勝てる気がしていました。
結果、完全に堂Oをマークし、ラインを上げたディフンスのオフサイドトラップも機能し、堂Oはほとんどボールを扱えない状況でした。金Oも完全にマークできていました。

ボールを触りたいという焦りから、フォワードの堂Oは徐々にミッドフィルダーの位置まで引き始めました。
思う壺でした。
ワサダのフォワードは機能しなくなり、連携も乱れ、上野丘中学が1点先取。勝利!

決して気持ちがいい我々のサッカーでありませんでしたが、3年前の雪辱に固執した選手たちと監督の作戦による勝利でした。
勢いに乗り次の決勝、鶴崎戦も勝利し九州大会出場でした。

うれしかった?
もちろん! 
けど、なんだろう、めちゃくちゃ喜んだというより、小学校のようにならなかったという安堵感、やっと終わったという達成感のような感じでした。

何が言いたいかというと、悔しさはものすごいエネルギーになるんじゃないかということ。
正直今の自分があるのも、すべてはあの小学校6年生の時の辛さをもう感じたくない、というエネルギーがあるからのような気がします。
大学で満足の行くテニス選手時代があったのも、小学校6年の自分があったから。

追加すると、小学校5年生の大分市新人リーグ戦で、引き分けでも優勝という試合。
後半0-0で、ディフェンスの私は胸でのトラップミスでハンドを犯してしまった。PKで敗北。PKの瞬間から、試合終了、家に帰ってからもずっと時間が止まっていました。
さすがに堪えた。(今でも飲み会で、必ず言われる・・・心の傷1号を突っ突かれます)
それも、その後の向上心に火がついた個人的きっかけでもありました。当時誰も何も言わなかったけど・・。  ・・・・思い出すだけでも辛い!
辛く、悲しいのもいい思い出ではありますけどね。

弱小と言われていた二男の西中サッカー部も新人戦で後一歩というところで、苦杯をなめた。そのバネが、彼らの九州大会出場にもつながったのでしょう。

必ずしも、がんばればすべてがいい結果になる、というわけではありません。
また、結果だけを求めるわけではありません。
本来はサッカーというスポーツを理解し、好きになること。チームで助け合える友情を築くことが一番なのでしょう。
しかし、見守る大人として直面する困難をバネに飛躍してほしいと願っています。
勝利の思い出以上に、将来への糧になるのでは。
そして、がんばれたことは、きっと自信につながる。
今からだ!

先週の結果を聞いたとき東京にいて、感じたことをメモしてました。
by moriken1103 | 2009-05-16 21:48 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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